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五轮书地水火风空 日文原版-第2章

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付たるを我身に取りての書付と心得、見ると思はず習ふと思はず、贋物にせずして即ち我剣より見出したる理にして常に其身になりて能々工夫すべし、

一 兵法心持の事
兵法の道において心の持様は常の心にかはる事なかれ、常にも兵法の時にも少もかはらずして心を広く直にし、きつくひっぱらず少もたるまず、心のかたよらぬやう心を直中に置て心を静にゆるがせて、其ゆるぎの刹那もゆるぎやまぬやうに能々吟味すべし、静なるときも心は静かならず、如何に疾き時も心は少もはやからず、心は体につれず体は心につれず、心に用心して身には用心をせず、心の足らぬことなくして心を少しも余らせず、上の心はよわくとも底の心をつよく、心を人に見分けられざるやうにして小身なるものは心に大い成事を残らず知り、大身なるものは心に小きことをよく知りて、大身も小身も心を直にして我身の贔弱をせざる様に心持ち肝要なり、心のうち濁らず広くしてひろき処へ智悾蛑盲伽胜辍⒅菒{も心もひたと研くこと専らなり、智悾蚰イ煜陇卫矸扦颏铯蓼亍⑽锸陇紊茞櫎蛑辍⑼颏诬磕芷浃蔚坤摔铯郡辍⑹篱gの人に少しもだまされざる様にして後兵法の智悾嗓毪胜辍⒈à沃菒{に於て取分けちがふ事ある物なり、戦の場万事せわしき時なりとも兵法の道理を極め動きなき心能々吟味すべし、

一 兵法の身なりの事
身のなり、顔は俯むかず、仰がず、傾かず、ひずまず、目を見出さず、額に皺をよせず、眉間に皺をよせて目の玉の動かざるやうにして、瞬きをせず、目を少しすくめるやうにしてうらやかに見る顔、鼻すじ直にして、少し頤を出す心なり、首は後ろの筋を直に頸に力を入て両の肩をさげ、脊筋をろくに尻をいださず、膝より足の先まで力を入て、腰の屈まざる様に腹をはり、楔をしむると云て茫瞍吻胜烁工虺证郡弧·韦膜恧钉毪浃Δ藶椁箍嗓筏仍皮战踏丐ⅳ辍⒕tて兵法の身において、常の身を兵法の身とし兵法の身を常の身とすること肝要なり、よくゝゝ吟味すべし、

一 兵法の眼付と云ふ事
眼の付け様は大きに広く付るなり、観見の二つあり、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を近く見、近き所を遠く見ること兵法の専なり、敵の太刀を知り、聊か敵の太刀を見ずと云事兵法の大事なり、工夫あるべし、此眼付小さき兵法にも大なる兵法にも同じ事なり、目の玉動かずして両茫蛞姢毪长雀我胜辍ⅳ睒敜韦长燃堡筏瓡r俄にわきまへがたし、此書付を覚え常住此眼付になりて、何事にも眼付のかはらざる処能々吟味有べきものなり

一 太刀の持様の事
太刀の取様は大ゆび人さしゆびを浮ける心にもち、丈高指はしめずゆるまず、薬指小指にて十分しむる心にして持なり、手の内にはくつろぎの有る事あしゝ、太刀を持と云て持たる心ばかりにては悪し敵を切物なりと思ひて太刀を取べし、敵を切時も手の内に変りなく、手の悚まざるやうに持べし、若し敵の太刀をはる事、受る事、あたる事、おさゆる事ありとも、大ゆび人さし指ばかりを少し変ふる心にて兎にも角にも切と思ひて太刀を取べし、試しものなど切時の手の内も兵法にて切時の手の内も、人を切ると云手の内に変る事なし、総じて太刀にても手にてもいつくと云事を嫌ふ、いつくは死る手なり、いつかざるは生る手なり、能く心付べきもの也

一 足づかいの事
足のはこびやうの事は爪先を少しうけて踵を強くふむべし、足の使ひやう時によりて大小遅速はありとも常にあゆむが如し、足に飛足、浮足、ふみすゆる足とて是三つ嫌ふ足なり、此道の大事に陰陽の足と云ふことあり是れ肝要なり、陰陽の足とは片足ばかり動かさぬ物なり、きる時、引時、受る時までも陰陽とて右左ゝゝとふむ足なり、返すゞゝ片足ふむことあるべからず、能々吟味すべきものなり

一 五方の構の事
五方の構は上段中段下段、右の茫⒆螭蚊|に構ゆる事是れ五方なり、構五つに分つと云へども皆人を切らん為めなり、身の構へ五つより外はなし、何れの構へなりとも構ふると思はずして切る事なりと思ふべし、構の大小はことにより利にしたがふべし、上中下は体のかまへなり、両茫悉妞Δ螛嫟胜辍⒆笥窑螛嫟仙悉韦膜蓼辘泼|一方つまりたる所などの構へなり、左右は所によりて分別有り、此道の大事に曰く構へのきわまりは中段と心得べし、中段は構への本意なり、兵法大きにして見よ、中段は大将の坐なり、大将についでは後四段の構なり、能く吟味すべし

一 太刀の道と云ふ事
太刀の道を知ると云は常に我差す刀を指二つにて振るときも、道筋よく知りては自由に振るものなり、太刀を早く振らんとするによって太刀の道逆ふて振りがたし、太刀はふり能き程に静にふる心なり、或は扇或は小刀など使ふやうに早く振らんと思ふ事悪しゝ、其れは小刀きざみと云ふて人の切れざるものなり、太刀を提げてはあげよき道へ上げ、横にふりては横にもどりよき道へもどし、如何にも大きに肱を延べて強くふること是太刀の道なり、我が兵法の五つの表を遣ひ覚ゆれば太刀の道定りて振りよき所なり、能々鍛錬すべし

一 五つの表第一の次第の事
第一の構は中段なり、太刀先を敵の顔に付て敵に行逢ふ時、敵の太刀打かくる時右へ太刀をはづして仱辍⒂謹炒颏fる時切先返しにて打おとしたる太刀其のまゝおき、又敵の打かゝる時下より敵の手はる是れ第一なり、総別此五つの表書付ばかりにては合点なりがたし、五つの表の分は手に取て太刀の道稽古する所なり、此五つの太刀筋にて我太刀の道をも知り、如何やうにも敵の打太刀知るゝところなり、二刀の太刀の構へ五つより外にあらずとする所なり、吟味すべきなり

一 表第二の次第の事
第二の太刀は上段に構へ、敵打かくる所一度に敵を打なり、敵を打はづしたる太刀其まゝ置て、又敵のうつ所を下より掬ひ上げて打、今一つうつも同じ事なり、此表の内に於ては様々の心持、いろゝゝの拍子、此表の内を以て一流の鍛錬をすれば、五つの太刀の道こまやかに知て如何やうにも勝つところ有り、稽古すべきなり

一 表第三の次第の事
第三の構、太刀を下段に持ち提さげたる心にて敵の打かくる所を下より手を張るなり、手を張る処を又敵其の張る太刀を打落さんとする所を越す拍子にて、敵打たる後二の腕を横に切る心なり、下段にて敵の打所を一度に打とむる事なり、下段の構へを撙证嗽绀瓡rも遅き時も出合ふものなり、太刀を取て鍛錬あるべきなり

一 表第四の次第の事
第四の構、左の茫撕幛藰嫟丐茢长未颏胧证蛳陇瑜陱垽毪伽贰⑾陇瑜陱垽毪驍炒蚵浃丹螭趣工肫浃问证驈垽胄膜摔啤ⅳ饯蝹B太刀を受け我が肩の上より筋かひに切るべし、是太刀の道なり、又敵の打かかる時も道をうけて勝つなり、能く吟味あるべし

一 表第五の次第の事
第五の次第太刀の構へ、我右の茫撕幛藰嫟丐茢炒颏fる所の位を受け、我太刀下の横より筋かひに上段に振上げ上より直に切べし、是も太刀の道能くしらしめんためなり、此表にて振つけぬれば重き太刀も自由にふらるゝなり、此五の表に於て細かに書付ること能はず、我家の太刀一通りの道を知り、又大形拍子をも覚え、敵の太刀を見分る事、先此五つにて不断手をからす処なり、敵と戦ふ中にも此太刀筋をからして敵の心を受け、いろゝゝの拍子にて如何やうにも勝つ所なり、能々分別すべし

一 有構無構の教への事
有構無構と云ふは元来太刀を構ふるという事あるべき事にあらず、然ども五方に置事あれば構へとも成べし、太刀は敵の縁により所により形気に随ひ、何れの方におきたりとも其敵切よき様に持心なり、上段も時に従ひ少し下る心なれば中段となり、中段もをりにより少し上れば上段となる、下段も折にふれ少し上れば中段となる、両茫韦蓼丐馕护摔瑜晟伽分肖爻訾护兄卸蜗露韦趣猡胜胄膜胜辍⑷护毪摔瑜盲茦嫟悉ⅳ辘茦嫟悉胜趣い绽恧胜辍⑾趣盘钉蛉·皮虾韦欷摔筏皮胜辘趣鈹长蚯肖仍皮招膜胜辍⑷簸窋长韦胩钉蚴埭搿垽氲堡搿ⅳ亭肖搿ⅳ丹悉毪胜稍皮帐陇ⅳ欷嗓猡撙蕯长蚯肖肟Fなりと心得べし、受ると思ひ、張ると思ひ、当ると思ひ、ねばると思ひ、さはると思ふによって切る事不足なるべし、何事も切る縁と思ふ事肝要なり、能々吟味すべし、兵法大きにして人数立と云ふも皆合戦に勝つ縁なり、能々工夫すべし

一 敵を打に一拍子の打の事
敵を打拍子に一拍子と云ひて敵にあたる程の位を得て、敵のわきまへぬ内に心に得て我身もうごかさず、心も付ず、如何にも早く直に打拍子なり、敵の太刀ひかん、はずさん、うたんと思ふ心のなき内を打拍子是一拍子なり、此拍子能く習ひ得て間の拍子を早く打事鍛錬すべし

一 二の越しの拍子の事
二の越の拍子、我打たんとするとき敵早く引き、早く張り退るやうなる時は、我打つと見せて敵の張手たるむ処を打ち、引てたるむ処を打つ、是二の越の打なり、此書付ばかりにては中々打得がたかるべし、教へ受けて忽ち合点のゆく処なり

一 無念無想の打と云ふ事
敵も打出さんとし我も打出さんと思ふ時、身も打身になり心も打心になって、手は何時となく空になり、唯心の命するまゝ知らず知らず打事、是れ無念無想とて一大事の折なり、此打度々出合ふ打なり、能々習ひ得て鍛錬有べき儀なり

一 流水の打と云ふ事
流水の打と云ふは敵合になりて競合ふ時、敵早くひかん、早くはづさん、早く太刀をはりのけんとする時、我身も心も大きになって、太刀を我身の後より如何程もゆるゝゝとよどみの有やうに大きにつよく打事なり、此打習ひ得ては慥に打よきものなり、敵の位を見分くること肝要なり

一 縁のあたりと云ふ事
我打出す時敵打留めん、はりのけんとする時、我打一つにしてあたまをも打ち、手をも打、足をも打つ、太刀の道一つを以て何れなりとも打所是縁の打なり、此打能く打ならふべし、何時も出合ふ打なり、細く打合て分別あるべき事なり

一 石火の当りと云ふ事
石火の当りは敵の太刀と我太刀と着合うほどにて、我太刀少しも上げずして如何にも強く打なり、是は足もつよく、身もつよく、手もつよく、三所をもって早く打べきなり、此打度々打習はずしては打がたし、よくゝゝ鍛錬すればつよく当るものなり

一 紅葉の打と云ふ事
紅葉の打、敵の太刀を打落し太刀とりはなす心なり、敵前に太刀を構へ、打ん、はらん、受けんと思ふ時、我打心は無念無想の打にても又石火の打にても、敵の太刀をつよく打ち、其侭後をはねる心にて切先下りに打てば敵の太刀必落るものなり、此打鍛錬すれば打おとすことやすし、能々稽古あるべし

一 太刀に代はる身と云ふ事
身に代はる太刀とも云べし、総て敵を打に太刀も身も一度には打ざるものなり、敵の打つ縁により身をば先に打身になり、太刀は身に介意わず打とことなり、若くは身は揺るがず太刀にて打事あれども、大かたは身を先へ打ち太刀を後より打ものなり、よくゝゝ吟味して打習ふべし

一 打と当ると云ふ事
打と云ふ事当ると云ふ事二つなり、打と云ふ心は何れの打にても重く受け慥に打なり、当るは行当る程の心にて強く当り忽ち敵の死する程にても是はあたるなり、打と云ふは心得て打ところなり、吟味すべし、敵の手にても足にても当ると云ふは先づ当るなり、当りて後を強く打ん為めなり、当るはさわる程の心、能く習ひ得ては各別の事なり、工夫すべし

一 しゅうこうの身と云ふ事
即ち秋猴の身なり、秋猴の身とは、手をいださぬ心なり、敵へ入身になりて少しも手を出さぬ心なり、敵の打前身を早く入る心なり、手を出さむと思へば必ず身は遠くのくものなるによって、総身を早くうつり入る心なり、手にて受合ひする程の間には身も入やすきものなり、能々吟味すべし

一 しっかうの入身と云ふ事
漆膠なり、此の入身は敵の身に我身能くつきてはなれぬ心なり、敵の身に入る時かしらをも付、身をも付、足をも付、つよく付く所なり人毎に顔足ははやく入れども身の退くものなり、敵の身へ我身をよくつけ、少しも身の間のなきやうに着くものなり、能々吟味有べし

一 たけくらべと云ふ事
たけくらべは丈くらべなり、身の丈を比ぶる心なり、敵へ入こむ時、我身の縮まざるやうにして足をものべ、腰をものべ、頭をものべて強くいる、敵の顔と顔とならべ、身のたけをくらぶるに比べかつと思ふ程に丈高くなってつよく入るところ肝要なり、能々工夫あるべし

一 ねばりをかくると云ふ事
粘をかくるなり、敵も打かけ我も太刀を打かくるに、敵受くる時我太刀敵の太刀に付てねばる心にして入也、ねばるは我太刀敵の太刀と離れがたき心、余り強くなき心に入べし、敵の太刀に付てねばりをかけ入る時は、いかほど静に入ても苦しからず、ねばると云ふ事と、もつるゝと云ふ事、ねばるはつよし、もつるゝはよわし、此事分別あるべし

一 身のあたりと云ふ事
身のあたりは敵のきわへ入込て身にて敵にあたる心なり、少し我顔をそばめ、我左の肩を出し敵のむねにあたるなり、我身をいかほどもつよくあたる事、行合ふ拍子にてはずむ心に入べし、此入る事入り習ひ得ては敵二間も三間もはねのくるほど強きものなり、敵死入るほどもあたるなり、よくゝゝ鍛錬あるべし

一 三つの受けの事
三つの受けと云ふは敵へ入込時、敵の打出す太刀を受るに我太刀にて敵の目を突くやうにして、敵の太刀を我右のかたへ引ながして受る事、又つき受と云ふて敵打太刀を敵の右の目を突くやうにして首をはさむ心につきかけて受る処、又敵の打時みじかき太刀にて入るに、受る太刀はさのみかまはず、我左の手にて敵のつらを突くやうにして入込む、是三つの受なり、左の手をにぎりて拳子にて面を突くやうに思ふべし、よくゝゝ鍛錬有べき者なり

一 おもてをさすと云ふ事
おもては面なり、面をさすと云は、敵と立合になりて敵の太刀と我太刀の間に敵の顔を我太刀先にてつく心なり、敵の顔をつく心あれば敵の身仱胝撙胜辍长騺らするやうにすればいろゝゝ勝つ所の利あり、能々工夫すべし、戦のうちに敵の身仱胄膜ⅳ辘皮显绀鋭伽乃胜辍ⅳ饯欷艘坤泼妞颏丹工仍皮帐峦毪伽椁骸⒈ɑ扭韦Δ沥舜死礤戝bあるべきものなり

一 心をさすと云ふ事
心をさすと云ふは戦のうちに、上つまり茫膜蓼辘郡胨胜嗓摔魄肖胧氯毪毪长趣獬嗓郡瓡r、敵をつく事敵の太刀をはずす心は、我太刀のむねを直に敵に見せて、太刀先ゆがまざるやうに引取って敵のむねをつく事なり、若し我くたびれたる時か、又刀のきれざる時などに此儀専ら用ゐる心なり、能々分別すべし

一 喝咄と云ふ事
喝咄と云ふは何れも我打かけ敵を追込む時、敵また打かへすやうなる時、下より敵を突くやうに上げて返へしにて打事、何れも早き拍子を以て喝咄と打、喝とつきあげ咄と打心なり、此拍子何時も打合のうちには専ら出合ふ事なり、喝咄の仕様、切先あぐる心にて敵を突くと思ひあぐると一度に打拍子、よくゝゝ稽古して吟味あるべき事なり

一 はり受と云ふ事
はり受と云ふは敵と打合時とたんゝゝゝと云ふ拍子になるに、敵の打所を我太刀にてはり合せ打なり、はり合する心はさのみきつくはるにあらず、又受るにあらず、敵の打太刀に応じて打太刀をはりて、はるよりはやく敵を打つ事なり、はるにて先をとり、打にて先をとる所肝要なり、はる拍子能く合へば敵何と強く打ても、少しはる心あれば太刀先も落ることにあらず、よく習ひ得て吟味あるべし

一 多敵の位の事
多敵のくらゐと云ふは一身にして多勢とたゝかふ時の事なり、我が刀茫瞍颏踏谱笥窑丐窑恧钉蚝幛藪韦茦嫟妞毪胜辍长纤姆饯瑜辘fるとも一方へ追ひ廻す心なり、敵かゝる位ゐ前後を見分て先へ進むものにはやく行合ひ、大きに目をつけて敵打出す位を得て、右の太刀も左の太刀も一度にふりちがへて、行く太刀にて前の敵を切り、戻る太刀にて茫摔供fむ敵を切る心なり、太刀をふりちがへてまつこと悪し、早く両茫挝护藰嫟財长纬訾郡胨颏膜瑜修zみ追ひくづして、其侭又た敵の出たる方へかゝりふりくづす心なり、如何にもして敵をひとへにうをつなぎに追ひなす心にしかけて敵の重なるを見ては其まゝ間をすかさずつよく払ひ込むべし、敵あひこむ所ひたと追ひ廻はしぬれば捗行きがたし、又敵の出るかたゝゝと思へば待つ心ありてはかゆきがたし、敵の拍子を受てくづるゝ処を知りて勝つ事なり、をりゝゝあひてをあまたよせ追込みつけて其心を得れば一人の敵も十人二十人の敵も心やすき事なり、能稽古して吟味あるべきなり

一 打あひの利の事
此打合の利と云ふ事にて兵法太刀にての勝利をわきま
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